ロシアのウクライナ侵攻により、電力業界のさまざまな課題が顕在化しました。
電力供給力の不足、電気料金の値上げ、原子力の再稼働、電力システム改革の失敗。
これらの背景には、国際政治を動かす大きな力学の変化があります。
30年間、グローバリズムを推進した歴史の歯車が逆回転を始めました。世界は大きく2つの勢力に分かれ、各国は資源をどちらの勢力に依存するかを決定する必要に迫られています。
電力システム改革が産んだ、瑣末な課題に対処することは建設的ではありません。
私たちは大きな潮流を見すえ、本質的な課題に対処する姿勢を堅持します。