経過措置料金のあり方

経過措置料金とは? 経過措置料金のあり方が電力システム改革のテーマとなっています。 経過措置料金とは、2016年の電力市場完全自由化後も継続された、家庭用電力需要に対する規制料金を指します。本来、市場が自由化されたわけで …

一般担保廃止と資金調達

25年3月の一般担保廃止 電力会社(旧一般電気事業者)の一般担保廃止がいよいよ25年3月に迫ってきました。 一般担保とは電力会社が発行する電力債に対して、起債者である電力会社が保有する資産全般を担保に設定するものです。 …

電気事業法改正2020(その2) 料金規制

託送料金には収入上限規制(いわゆるレベニューキャップ方式)が導入されます。電気料金規制は旧来の総括原価・公正報酬主義から大きく枠組みが変わります。これに応じて小売料金(具体的には経過措置料金)も託送料金の転嫁が(値上げを …

デマンドレスポンスの新展開

猛暑が続く今夏、電力会社ではデマンドレスポンスを活用した需要抑制が相次いでいます。関西電力では7月17、18日、東京電力では8月1、2日の連日、厳気象時調整力として予め確保した需要抑制を実施し、厳しい需給ひっ迫を凌ぎまし …

レッドオーシャンへの船出

関西電力は高浜3・4号機の再稼働を契機として、8月1日より電気料金の値下げを実施しました。大津地裁による再稼働停止の仮処分決定から約1年が経過し、去る大阪高裁の取消し決定により、漸く実現した値下げ率は全体で4.29%とな …